火の魂(日野・多摩)巡り
近藤局長の生地・調布と土方副長の生地・日野を訪ねました。
最初に訪ねたのは調布。
多摩川線・多磨駅から野川公園をめざして人見街道をまっすぐ歩きます。
局長の生家跡には今は井戸のみが残っています。 でも当時は広い敷地と大きなお家があったのでしょう。 天領のお百姓さんには豊かな家が多かったみたいですね。 後でこそ武士になって新選組局長となった勇さんですが、幼い頃は悪がきのぼんぼん、てところでしょうか? |
井戸の脇にある近藤神社。 あ〜〜由来忘れました(バシ!) えっと、きっと武術の向上を願って… |
生家跡と人見街道をはさんだお向かいにある、天然理心流道場・撥雲館。 勇さんの養子・勇五郎さん(勇さんの甥っこで、おたまちゃんの婿)が建てたもの。 命名は山岡鉄舟さんらしいです。 大河のイメージでしか知らない山岡さん。勇さんの死後に近藤家と関わりがあったことにビックリ。 今でも近藤家の敷地内にあります。見学は出来ません。外から撮影させていただきました。 近藤家のわんこに吼えられました(笑) |
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「ワン!」 |
生家跡から更に人見街道を歩くと、龍源寺があります。 ここに勇さんのお墓があります。 |
お寺入り口の左手にある局長の胸像。 当然ながら写真とソックリ。ちょっと細身な作り? |
胸像の横顔。 なんとポニーテール! えええ〜〜!局長ってポニーテールだったの? う〜ん残された写真を見ても…髷の形は分からないですね〜 このヘアスタイルから、ちょっと当時の武士の髪型について話題になったりしました。 月代って個人の趣味であったりなかったりしていいのか?とか。 幕臣は月代ありっぽいけど勝海舟ないよね〜とか、西郷どんみたいにイガグリってあり〜?とか…(あ、左之もイガグリじゃん) |
局長のお墓。 供えてあったお花も枯れかけでした… お寺の近くにお花屋さんがあれば、私もお供えを、と思っていたのですがなかったので…。 この日は朝早くから家を出たのでお花の用意はありませんでした。 局長、申し訳ござりませぬ! こちらのお墓には胴体が眠っておられます。 斬首の後、勇五郎さん始め縁の方々が手を尽くして遺体を引き取ってこちらに埋葬されたとか。 多摩の人たちの強い絆は、あらゆるところで伺えます。 |
局長の辞世。 七言絶句って言うのでしたっけか。 漢文で局長の漢らしさが伝わる句だと思います。 でもやっぱり斬首って厳しいですよ。本当に土佐の恨みを一身に受けてしまった感じがします。 そりゃあ副長も汚名をそそぐ為に命を賭けますよ… |
近藤家のお墓の敷地内になぜか千羽鶴。 墓地に千羽鶴って珍しいですよね。 きっと天然理心流の門弟(主に子供さん?)が上達を願ってお供えしてるのでは?という結論に達しました(ホントかよ〜〜?) |