ヒカ碁・第126局では、ヒカルが佐為をたずねてゆかりの地・広島方面に旅に出ます。

2001年、我が家の家族旅行は、なんとなく西方面に行き当たりばったりの旅に出ようという事になって、だったら因島に行ってヒカルみたいに秀策記念館とか行ってみようということになりました。

そして、ヒカ碁と同じアングルで写真撮っちゃる〜〜!

…というわけで、佐為をたずねて旅日記、いざスタート!

お手元にヒカ碁15巻がございましたら、参照しながらお読みになると、とても分かりやすいと思います。
該当する台詞など書き込んでみました(^^)




8月12日、大阪を出発。
途中、事故渋滞に見舞われつつも、すんなり因島到着。

もちろん目指すは秀策記念館。
道路には「秀策記念館こっち」みたいな標識が出ていたので、その通りに進んでいったのですが、うう、道がせまい…。「ほんまにこっちか〜、こんなとこなのか〜〜」と思っていたら、いきなり石切神社に到着しました。

そこで一枚パチリ。
さすが小畑先生の作品ですね〜。本物そのまんまが描かれていますよぉ。

河合:
「ここだ ここ」
「ちわーーーっ」


神社はとてもこじんまりしています。そしてちょっと奥まった、見つけにくいところに秀策記念館。
なんだか普通のおうちみたいです。
玄関扉を開けて入ると、まあ漫画そのまんま。
でもこの記念館、秀策の縁者の方が、ほんとにボランティアで私物である遺品を展示してらっしゃるところで、あまり積極的に世間に広めたくはなさそうでした。ヒカ碁で案内役をしてたオバチャンと思われる方と、ちょっとお話したのですが、「取材に来てもらっちゃって、有名になっちゃうのはちょっと〜」とおっしゃってたり…。神社の神主さんが本業のようなので、本業に差し障りが出るのは困るようでした。

この日も、ホントは閉まっていたらしいのですが、私たちより先に来ていた若いカップルが、さんざんあちこちに連絡しまくって、やっとそのオバチャンに開けていただいたのだそうです。ちょうどそこへ、私たちが到着して、何の苦もなく中に入れちゃったのです。
「あんたら、ええとこに来なさったね〜」と言われました(^^;)
(きっと)ヒカ碁ファンのカップルさん、ありがと〜〜〜〜!

さあ、次はお墓です。
「秀策のお墓こっち」の案内に従って、あっつい中を歩いて墓地に到着。
まあ、漫画そのまんま。

秀策のお墓は、さすがに際立って古めかしかったです。墨で書かれた字は、読めないくらいに消えかかっておりました。
そして、墓地から山に向かってパチリ。変なのも写ってますが、まあご愛嬌で。

河合:「ホントだ
秀策って
書いてあらァ」
ヒカル:「佐ーーーーーー為!」


その日は因島に一泊して翌日13日、尾道に入りました。
ヒカルとは違う道筋ですが、車で移動の場合はこうなっちまうのです。

さてさて、尾道に入ったら、今度は秀策が碁を打ったという慈観寺へ。千光寺ロープウェー乗り場のすぐ近くなので、かんたんに見つかりました。

まあ漫画そのまんま。
「同じアングルで写真撮るのじゃ〜」と、ちぎって持っていったヒカ碁126話を、こそこそ見ながら写真撮影。恥ずかしい〜〜〜

河合:「ここで
碁打ったんだそうだ
昨日の宝泉寺
みたいに
碁盤はねェけどな」
河合:「何してんだよ!」

ヒカル:「佐為」
ヒカル:「佐為」

…じつは「るるぶ」で場所が判っていたのは、この2箇所だけだったんです。
まあ、2箇所の写真が撮れたんだから、これでいいや、と思い、あとは尾道でお宿を取って(こ、これがまたソーゼツなお宿で…。まともなホテルは全部満室ということだったので、案内マップで探したのですが…さすが素泊まり4000円…お宿のおばちゃんはええ人だったのですが、2度と泊まらんぞ〜)
そしてフラフラと尾道の商店街なんぞをそぞろ歩き。途中、有名なラーメン店の行列も見たりして…。

そそそそそそ、そして見つけてしまった!ヒカルと河合さんが立ち寄った碁会所を〜〜!

さすがに中には入りませんでしたけど、看板はまさしくヒカ碁そのまんま〜〜!


こうなると、がぜん欲が出てまいりましての〜(笑)
次はヒカルが昼食を取ったお好み焼き屋はどこだ〜〜!ってことになって、まあ商店街スミからスミまで歩きましたがな。
…くくく…しかし、お好み焼き屋は見つからず…。途中へばって、違うお好み焼き屋さんで休憩。結構よくしゃべるおやっさんだった。フジテレビの西山喜久ちゃんの実家の旅館が立派とか、大林監督の映画のロケ中の話とか色々…。でもさすがに「ヒカ碁に出てくるお好み焼き屋さん知らない?」とは聞けない(笑)

そして8月14日。
残るロケ地は、竹原の宝泉寺と糸崎八幡宮。宝泉寺は竹原市にあることはわかっても、るるぶには載ってないし、糸崎八幡宮も、見るからに海っぺりなので、どこかの島なんだろうし、探し出すのは至難のワザ。

…でもとりあえず、竹原に行ってみれば、宝泉時は駅の周辺地図とかに載ってるかも、と希望をいだいて、尾道から竹原に向かってGO!糸崎はあきらめよう。

そう思いながら車を走らせていると…「海沿いの道のこの感じ。なんだか見たことあるな〜」なんてふと右手を見ると、ナント〜〜!糸崎神社の文字が〜〜〜っっ!
これは神様のお導き〜〜っ!まさかこんなところで糸崎神社にめぐり合えるとは!またしてもヒカ碁を取り出してチェックチェック!

ああ、漫画そのまんま〜〜〜!間違いない〜〜!

河合:「おい!
海の方
見てみろよ」
糸崎八幡宮 河合:「ほら あそこに
見えるのが
因島だぜ」


もうこうなったら意地じゃ〜〜!絶対宝泉寺も見つけちゃる!
そして竹原の駅に到着。すっごく簡単な地図で宝泉寺発見。とりあえずそっち方面に走ってみる…。しかしない!ありそうもない!
こうなったら、おまわりさんに聞いてやる!と竹原駅に戻って、ダンナが(笑)聞きに行く…。おまわりさんも宝泉寺なんて知らなかったようで、地図を広げて悪戦苦闘してくれ、ついに細かい目印までも聞くことができた!おまわりさん、ありがとう!!

河合:
「帰る!?
冗談だろ!?」

「東京から
広島日帰り!?」


そして宝泉寺に向かってGO!ああ道がせまい!対向車が来たらすれ違えない!だいたい車はどこに止めたらいいの〜〜!と思いながら、目印であった病院の駐車場に車を置かせて頂いてしまった…(ごめんなさい!馬○病院さま!でも診察時間外だったから駐車場ガラ空きだったし、許して下さい〜〜><)

下車後、テクテク歩いて「こっちであろう」方角に進む。そしてお寺くさ〜い屋根を発見してそこを目指してダッシュ!

ああああああ、ありました宝泉寺…!!
ああ、漫画そのまんま〜〜!

さすがにお盆時期のお寺。袈裟が虫干ししてあったり、本堂では椅子とか並べてあって、なにやらイベントのにおい…。
息子に「ボク、ヒカ碁のファンなんですぅ〜。漫画読んでここまで来ました。碁石見せてくださいぃ〜」と言え!とか言ってましたけど(笑)とてもそんな雰囲気ではなかったので、写真だけ…。
でもヒカ碁のアングルは、本堂に上がったり、社務所(お寺は社務所とは言わない?)に上がったりしないと撮れないアングルだったので、「そこらへん」を取らせて頂きました。

ヒカル:「佐ーーー為!」 ヒカル:「佐為ーーーっ」 ヒカル:「おーーーーい
佐為ーーーーっ」


結局、見つからなかったのは、お好み焼き屋さんだけだった(笑)今回のヒカ碁の旅…
まさか、ここまでマニアックな旅になるとは、誰が予想しただろう…(爆)しかも家族でぇ〜〜〜

いえ、もちろん途中で普通の観光もしましたよ。でも暑くて暑くて、とても観光どころではなかった…。竹原も高山みたいな風情があって、とってもいいとこだったんですけど…でも暑いんだも〜〜〜ん。とてもあの町並みを歩ききれるもんじゃありませんて〜〜


●追記

帰宅後、このレポートを書きながら、再びヒカ碁126話を読み返しているとき、お好み焼き屋さんに関する重大なヒントを見逃していたことに気づいてしまった…!
それは店内のメニュー。そこに、店名を限定するヒントが!
さっそく「るるぶ」を見てみると…ありましたがな!しかも尾道駅の近くに!私らが泊まったソーゼツなお宿にも近い!
お店を探して歩き回った商店街とは全然違うところにありました。く、悔しい〜〜〜っ!どうしてこのことに滞在中気づかなかったのか…!気づいていればパーフェクトだったのにぃぃぃぃ〜〜!(TΛT)




ヒカルと河合さんは、1〜4の順に巡ったと思われます。
因島から、フェリーでダイレクトに竹原に行くのは無理です。一旦、三原に行ってからJRもしくはバスなどで竹原へ。竹原駅から宝泉寺にはタクシーでしょうか。



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